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平成29年度 学位記・修了証書授与式 学長式辞2018年3月 9日

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卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

また、ご家族の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。また、お忙しいところご臨席いただきましたご来賓の皆様に厚くお礼申しあげます。

皆さんはこれから看護師として、あるいは保健師として社会に一歩を踏み出すこととなります。是非、社会人としての強い自覚を持って活躍していただきたいと思います。

 

先日、幕を閉じたピョンチャンオリンピックで、スピードスケート女子500メートルの金メダルを獲得した小平奈緒さんはこう語っています。「金メダルをもらうのは名誉なことですが、これからどういう人生を生きていくかが大事になると思います」

 

一般的にはオリンピックで金メダルを獲得すれば、これからの人生は順風満帆、バラ色の人生だろうなと思いがちです。この考えは、過去の結果が未来を決めてしまうという考え方です。

しかし現実にはそんなにうまくいくケースばかりではないはずです。一時栄光や栄冠を獲得しても、それに酔い、慢心して、その後の人生を棒に振る人もいれば、挫折や失敗の中から立ち直り、それを糧にして素晴らしい人生を送る人もいるのです。このことはスポーツだけに限るわけではありません。

今日卒業を迎えた君たちも実際の心の中は、国家試験が終わってホッとする一面、結果がどうなるかと考えるととても不安な気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。

しかし君たちにとって一番大切なことは結果がどうであれ、これからの人生をどう生きて行くかを真剣に考えることです。

 

結果が良かった人も、それに慢心することなく、謙虚な気持ちで患者さんに信頼される看護師、保健師を目指して日々努力、精進する必要があります。もし資格を取ったことがゴールだと勘違いすれば、医療人としての成長はそこで止まってしまう可能性もあります。

逆に結果が悪かった人も、決して恥じたり、落胆する必要はありません。大切なことはその逆境を糧として、将来に向けて前向きに生きることです。それができれば必ず人間として深みのある医療人になれると私は確信しています。実際、そんな医師や看護師を私は大勢見てきました。

過去の結果が未来を決めるわけではありません。未来が過去を決める。「これから」が「これまで」を決めるのです。すなわち「これから」をどう生きるかで、「これまで」の人生が決まるのです。

 

そして、私たちの藍野大学短期大学部の教職員一同は君たちの未来を支える努力を惜しまないつもりです。卒業後も心配なこと、不安なことがあれば是非、大学に顔を出してください。

 

最後にこの言葉をもう一度君たちに贈りたいと思います。

君たちの「これから」が、君たちの「これまで」を決めるのです。

 

日々、努力と精進を重ね続けてください。

 

以上をもちまして私の式辞とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。

 

平成三十年三月七日

藍野大学短期大学部 学長

佐々木 惠雲

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