初めまして、第二看護学科ブログ委員です。
入学してから基礎看護学方法論では、ベッドメイキングや全身清拭、バイタルサイン測定など多くの技術を学んできましたが、ついに最後の演習となりました。
[吸引]
苦痛を与える行為であり、解剖学的知識を正確に理解しておかなければ、危険を伴う技術であることを痛感しました。
患者さんは吸引している間、息ができず、声も出せないので表情を観察することが大切だとわかりました。
酸素マスクと鼻カニューレの装着を実際に体験しました。患者役の意見としてゴムの調整をしっかりと行わないとゆるいため酸素が漏れたり、すぐに取れしまうこと、きついと簡単に皮膚の損傷が起きてしまうなどの意見が出ました。また酸素ボンベの取り扱い方や使用方法を学びました。酸素ボンベの残量や使用可能時間の計算は苦手でしたが、今ではバッチリです!
患者さん安全や安楽のためには、知識はもちろんですが、ひとつひとつの技術を効率よく、正確に行うためには、準備も練習も知識も必要だと実感しました。
正しい部位に刺すできているか、針を刺したことによる異常はないか、患者さんの変化や表情を患者役に実際に見たり聞いたり観察をしました。
準備時に注射を自分の指に誤って、刺してしまうハプニングもありました。患者さんにも不安を与えてしまうだけでなく、特に針を扱う技術なので責任ある行為だと再認識しました。
患者役を体験することで患者さんの立場から考えることができ、今から何をするのかどのくらいの時間がかかるのか事前に伝えてもらうと安心感へとつながることがわかりました。その学びから自分が看護師役の時に技術に集中し過ぎるだけではなくて、患者さんの不安を察し、より安心できる様な言葉をかけられるようになりました。
来週からは前期試験です、夏休みを楽しく迎えられるように勉強を頑張ります。